Spatial Pleasure

地球上の移動体を、


持続可能な形式で最適化する

Mission

2040年までに移動量は倍増し、同時にCO₂排出量の半減が求められる。
私たちはこの相反する課題を突破し、地球上のあらゆる移動体を持続可能な形式で最適化することで、社会と都市のあり方を根本から刷新する。
馬、船、鉄道、自動車――新たな交通の登場とともに都市構造は変わってきた。私たちは次の時代の移動の進化を創り出し、社会をさらに進化させる。

Mobility Intelligence Platform

交通・物流事業者向けに、業務特化型のマイクロシステムを柔軟に組み合わせて提供するため、「Mobility Intelligence Platform(MIP)」を構築しています。 顧客ごとの業務課題や導入状況に応じて、交通・物流領域で繰り返し発生する業務課題に対して、あらかじめ整備された複数の機能コンポーネントを柔軟に組み合わせることで、個社ごとの要件にも低コストかつスピーディーに対応することが可能です。

Columns

  • Interview
  • London

都市分析の「ツール」をより多くの人々へ届けるためには:Dustin Carlino(The Alan Turing Institute)インタビュー

都市分析が重要からといって、誰もが自由に都市を分析できるわけではない。高価な専用ツールが必要になる場合もあれば、希少なデータを手に入れなければいけないこともあるだろう。そんななか、The Alan Turing InstituteのDustin Carlinoが取り組むプロジェクト「A/B Street」は、より多くの人々が気軽に都市分析に取り組めるツールを提供している。なぜDustinは異色のプロジェクトを立ち上げたのか。そして、都市分析の未来に何を見ているのだろうか。

  • Interview

脱炭素への取り組み先進企業インタビュー 〜 株式会社商船三井様

日本を代表する三大海運企業の1社である株式会社商船三井。同社は日本国内のみならず世界の海運業界を牽引しています。他業界と同様、重要となってくるのが脱炭素であり、同社は気候変動問題にも積極的に取り組んでいらっしゃいます。
同社は、2021年6月に『商船三井グループ 環境ビジョン2.1』を発表し、2050年までのネットゼロ・エミッション達成を目標として掲げ、その『2.1』を2023年4月に『環境ビジョン2.2』に更新、2020年代中のネットゼロ・エミッション外航船の運航開始、2035年の輸送におけるGHG排出原単位45%削減(2019年比)などの具体的な取り組み方針を策定しました。
気候変動対策だけでなく自然資本・生物多様性の保護といった様々な地球環境への負荷低減を進める同社の、カーボンソリューション事業開発ユニット カーボンリムーバル事業チーム 事業開発担当マネージャー 松本 房子氏、 主任である引地 慶多氏、及び 池永 邦彦氏に、同社としての脱炭素の目標、カーボンクレジットへの想いや選定基準、国内外を跨ぎ社会に貢献する同社の脱炭素施策や注力領域などについて伺いました。

  • Interview

脱炭素への取り組み先進企業インタビュー 〜 ソフトバンク株式会社様

ソフトバンクグループの主要事業会社で、日本を代表する通信企業であるソフトバンク株式会社。同社は通信業界を牽引するのみならず、気候変動問題にも積極的に取り組んでいます。
ソフトバンクは、気候変動問題の解決に貢献することは企業の責務と認識し、持続可能な社会の実現に向け、AIなどの最先端テクノロジーを活用し、脱炭素社会の実現に貢献することを掲げています。2021年5月に「スコープ1」「スコープ2」の排出量を2030年までに実質ゼロにする「カーボンニュートラル2030」を宣言し、2022年8月には「スコープ3」も含めたサプライチェーン排出量を2050年までに実質ゼロにする「ネットゼロ」を発表しています*1。
こうした画期的な取り組みを行うソフトバンクは、グループ全体におけるESGへの取り組みを先導しています。
ソフトバンクのESG施策を統括する、ESG推進室 兼 CSR本部 CSR企画1部の部長である佐々井良二氏に、同社としての脱炭素の目標、カーボンクレジットへの考え、環境保全以外にESGに取り組むメリットなどについて伺いました。

  • Interview
  • London

都市は多様なパラメータから分析されねばならない:Stephen Law(UCL/The Alan Turing Institute)インタビュー

都市を考えるうえでデータの利活用や分析の重要性が叫ばれるようになって久しいが、単にデータを使うだけで都市環境を改善できるわけではないだろう。どんなデータを使うのか、そのデータをどう分析するか、そしてどういった変化につなげていくのか――とりわけ実践につなげていくうえではハードルが増えていくことも事実だ。果たして私たちはデータをどのように活用していくべきなのか。かつてSpace Syntaxに所属し数多くのプロジェクトに携わってきたThe Alan Turing InstituteのStephen Lawに尋ねた。

  • Interview
  • Okayama

ローカル線の価値はどこにある?岡山県真庭市と考える公共交通の新たな可能性

兵庫県姫路市から岡山県新見市を走るローカル線、姫新線。今でも地域の学生を中心に利用されるこの路線は、JR西日本が赤字区間の存在を明らかにしたことで注目の的となった。少子高齢化に伴い全国的にローカル線の赤字化が問題となるなかで、これからの鉄道はどう機能していくのか。廃線するか否かの議論を越えた公共交通の新たな可能性を考えるべく、岡山県真庭市生活環境部の三船哲弘と真﨑航大、同市で交通事業を手掛けるフクモトタクシーの福本和来、Spatial Pleasure代表・鈴木綜真が公共交通のリアルな課題を語った。

  • Interview
  • Jakarta

渋滞都市ジャカルタの公共交通を改革する、 企業を越えたデータ分析のエコシステム

インドネシアの首都・ジャカルタは慢性的な交通渋滞が大きな社会問題となっている。データ活用を通じてこの問題に取り組もうとしているのが、公共交通機関のデータを統合するJakLingkoと日本の総合建設コンサルティング企業・日本工営だ。領域を超えてコラボレーションする2社は、急速に発展するジャカルタという都市でいかにデータ活用に取り組もうとしているのか。

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